あの場所で再びBBQ。
3連休最終日。
前回の「誰も来ない秘密の場所」へ再びやって来ました。
この日は先日の様に風も無く雲の切れ間から日差しがさすバーベキュー日和でした。
前回ここを訪れた時に山の湧き水を汲んでいる方がいらっしゃいました。
私もその湧き水を使って調理をしようと自宅から空のペットボトルを持参し、キンキンに冷えた湧き水をいっぱいに汲み向かいました。
念の為煮沸はしますが、きっと美味しい水でしょう。
今回もサバイバル的なBBQにしようとかまどを作り、食材や調理に一工夫加えワンランク上のバーベキューに。
枯れすすきと小枝をを集め着火へ。
無風だった為楽に火を起こす事が出来ました。
前回は自宅からおにぎりを持参しましたが、湧き水があった事を思い出し土鍋で飯を炊こうと吸水させた1,5合の米も持って来ました。
湧き水で炊く飯は絶対に旨いはずです。
飯を炊くなら…カレーも作る事を決意し、小さなタッパにじゃがいも、人参、玉ねぎ、ケチャップ、ソース、ローリエ、牛乳そしてカレールーを一まとめに入れ、後は煮込むだけと準備をしてきました。
赤々とした炭に網をセットし、湧き水に浸した米を土鍋に。
炊き上がりに期待し網上にセットします。
たまに自宅で土鍋飯を炊く事もありますが、炭で炊くのは初めてなので慎重に火力調整します。
そして、手前にあるアルミ皿でカレーを炊きます。
これもまた湧き水で至極の一品を。
アルミ皿はコンパクトで一人分には丁度よく、水漏れもせず使い捨てなのでいつも常備しています。
この後、沸騰を早める為にアルミホイルで蓋をしました。
炊き上がりを待ち切れずホンビノス貝を焼き出してしまいました。
開いた貝にバター醤油を。
貝汁とバター醤油の焦げた香りに我慢出来ず一気に食べてしまい、インサート撮影を忘れてしまいました笑
炭の中にはアルミホイルに包んだじゃがいもを。焼き芋にし、これもバター醤油でいただきます。
土鍋からの蒸気が薄くなり始め、微かな音が鳴り出したので火から降ろし蒸らしに入ります。
およそ15分程蒸らし、その間に肉などの準備を始めます。
今回の食材は、前回より種類を豊富にしました。
【肉類】
豚カルビ、牛ホルモン、レバー、ウインナー
【海鮮】
エビ、ホンビノス貝
【野菜】
玉ねぎ、にんじん、ピーマン、アスパラ、椎茸、ネギ、かぼちゃ
【食後】
マシュマロ、コーヒー、ホットミルク
ここに白米とカレーが入りますので食べ切れるか不安ですが、ラインナップが豊富で絵面も良かったのでよしとします笑
15分の蒸らしも終わりましたので確認と同時にカルビを焼き始めます。
炊きあがりは…
過去史上最高の炊き上がりです。
硬さ、水分量、おこげの色共に完璧でした。
私の経験上、炭火は火力調整が難しいですがその分仕上がりや旨さは格段に違うとこれまでも感じ、炭火の力は凄いなと今回もつくづく思いました。
湧き水で炊いた飯はどれほど旨いのか、カルビと味を確かめたいと思います。
腰が砕けました笑
湧き水で炊いたからなのか、それとも炭火の土鍋飯だからか、野外で食う雰囲気なのか。
きっと全てです。
そんな旨い白米にたれの染みたカルビを合わせて旨くない訳がありません。
あまりの旨さに空を見上げ、天を仰いでしまいました。
曇り空でした笑
この旨い白米に合う食材達を本格的に焼き出します。
ホルモンは前回の業務用スーパーで購入した物と同じ牛ホルモンです。
あまりの旨さに今回も購入しました。
ホルモンの旨い脂身が白米によく合い、時々挟む野菜がたれや脂の濃厚さを消してくれいくらでも肉に戻る事が出来ます。
そして、BBQにはなくてはならない海鮮の旨さも格別でした。
そろそろカレーが炊き上がる頃です。
湧き水で炊いた飯に湧き水で炊いたカレー。
この時、腹も8分目まで来ていましたがそんな事も忘れるくらい野菜もトロトロの旨いカレーでした。
あまりの旨さに、ハウス食品に一本連絡を入れようかと思いました笑
完食間際に先程焼いたエビを入れエビカレーにしていただきました。
野外で飯を炊き、カレーを作るのは小学時代の少年自然の家でのキャンプを思い出します。
危なっかしい包丁使いで飯盒や鍋を焦がした思い出は今や、大人になり幸せを感じる程旨い野外飯を作れる様になりました。
この後湧き水でコーヒーを入れ、日が暮れかけ少し冷えた体をホットミルクで温め帰宅しました。
まもなく春がやって来ます。
それでもまだ寒く、今世間ではコロナウイルスが蔓延し騒がれています。
マスクの欠品、イベントの中止、人込みを避ける様にと。
生きづらい世の中や日常からほんの少し脱し、静かな自然の中で過ごすのも悪くありません。
私もまたこの場所を訪れようと思います。