一夜限りの焼鳥屋【炉端焼き】
緊急事態宣言が解除されたと言ってもまだまだ油断は出来ません。
そんな巣籠生活の中、今回は焼き台を購入し自宅で焼鳥を串打ちして一夜限定の焼鳥屋をオープンします。
と、言っても卓上の焼台で私が美味しく頂くだけです笑
そして今回購入したのがこちらです。
焼鳥専用グリルです。
専用と言っても網の上に乗るものであれば肉、海鮮、野菜何でも焼く事が可能です。
数件回ってやっと見付けた焼台は在庫なしの展示品のみでしたので、店のスタッフを口車に乗せて半額近い値段で購入させて頂きました。
自粛で自宅に居る時間ばかりのせいか、ホットプレートやたこ焼き機などもほとんど在庫がない様でした。
今回の串ものですが、
・大葉つくね ・鳥レバー ・ハツ
・砂肝 ・ひざ軟骨 ・ぼんじり その他…
9種の串を打って行きます。
大葉つくねからです。
つくねタネにはみじんの大葉、ネギ、調味料などを加え、球状にするのですが、今回はタネが少し緩かったのか綺麗な球状にならず少しいびつな形になってしまいましたが、味は腰が砕ける程旨いのでよしとします笑
つくねはタネのままですと串打ちしにくいので表面だけ少し火を通します。
冷ました後、串打ち完了です。
次にやげん軟骨です。
やげん軟骨の串打ちはほぼ下処理もなく一番楽です。
逆に、ひざ軟骨とつくねは苦労します。
つくねには手間がかかり、ひざ軟骨は串が通らない程硬い所もあり苦戦しました。
やげん軟骨完了です。
私は焼鳥屋に行ってもほとんど軟骨は頼みませんが、軟骨に少し付いた肉が美味しく最近好きになりました。
続いて砂肝とせせりの下処理から行きます。
現在、スーパーなどでパック詰めして売られている物は大半下処理済みですが、中には一切処理をしていない物などもあります。
基本的には砂肝は青紫色の部分を削ぎ落し、せせりは指で撫でた箇所に触れる骨を取り除く程度で下処理は楽な串ものです。
処理済みだったので軽く確認と処理をして完成です。
私が一番好きな鶏レバーと一本で十分なハツに取り掛かります。
レバーが嫌いな方やそうでない方も少しばかりのグロ画像にお詫び申し上げます笑
レバーの鮮度を見極める時、切った断面に角が立つ物が良いと親父に厳しく教えられました。
これは刺身でも全く同じ事です。
赤黒くなって来たレバーは鮮度の低下の印です。
また、串打ちする時は波を打つように、縫う様に打てと親父に激しく怒鳴られました笑
鶏レバーとハツの串打ちが完了しました。
ここで、ひざ軟骨とねぎま、ぼんじりは工程が同じなので省略します。
ぼんじりの下処理に関しては、壺(油)を取り除いて完了になります。
今回は全て塩胡椒で頂きたいと思います。
また、焼鳥だけでは寂しいので少しの野菜とホンビノス、さざえも準備しました。
そして、一番忘れてはいけないのがキンキンに冷えたビールです。
酒はひっくり返るくらい用意してあります笑
それでは宴を始めます。あ、一夜限りの焼鳥屋でした。
この他にも打った串が数十本ありますが、明日から焼鳥屋に転職しようかと思う光景です笑
そして、網ですが付属のものは目が大きく、使い捨てに出来ない為100均で丁度良いサイズの物がありましたので購入して来ました。
それでは焼きに入ります。
鶏レバーから。
焼ける音と匂いに返さないうちに食べてしまおうかと思う程旨そうです。
全体が均等に焼ける様に電熱管に沿って二本並べましたが、斜めなら三本、縦なら4、5本は行けそうです。
こう言った電気系の卓上の焼台はなかなか焼けないと言われていますが、この焼台はw数が高い為か焼き上がり方や時間もとても良いです。
多様性が高くこれから出番が増えそうで買って良かったと感じました。
焼き上がったレバーは信じられない程柔らかく溶け、もう焼鳥屋に行かなくてもいい程に旨かったです。
そしてねぎまに。
ひざ軟骨に大葉つくね。
大葉つくねにはチーズを。
大葉やネギの薬味に、効いた鶏の旨味にとろけたチーズ。
旨すぎます。
そして一旦網を外し、さざえを電熱管の上へ。
炉端焼き。あまりの旨さに貝ごと飲み込もうと思いました笑
外出の自粛で窮屈な気持ちの中、ほんの少しの工夫でステイホームも悪くないと窮屈さも和らぎます。
皆さんも発想の転換でこの窮屈な毎日を一転させてみてはいかがでしょうか。
私もまたこの焼台で至福の一杯に合う焼き物探そうと思います。